感じたままのイノベな日々

Oracle時代に書き溜めたものたち。

Autonomous選手権の来場者フィードバック

 

「Autonomous選手権 オープンデータ分析編」というイベントを企画して、11/1(木)にオラクル青山センターにある22階のカフェにて開催しました。

外部の方を呼ぶイベントを企画実行したのは初めてのことだったので、運営上で至らぬところもあったかと思いますが、多くの方が協力してくださったおかげで、何とか無事に終えることができました。本当にありがとうございます!

 

さて、イベントでの出場者の発表内容のきれいなまとめは、取材に入っていただいたThink ITさんの記事の公開を待つことにして、

今日は実際に来場していただいた方々の声を紹介するとともに、次回以降どのように活かしていけるかを考えていきたいと思います。

 イベントの概要

出場企業の方々に、Autonomous Data Warehouse Cloudを使ってオープンデータを分析していただき、15分ほどで発表していただきました。

出場企業は以下の5社です。

すべての企業が異なるテーマで発表していただいたため、1時間半ぶっ通しでも飽きない楽しいイベントとなりました!

イベントサイトはこちら

Autonomous Data Warehouse Cloudが気になる方はこちら

 

アンケート結果

早速、本題である来場者フィードバックをアンケート結果をもとにご紹介していきたいと思います。

アンケート項目は、以下を用意しました。

  • 今日来て良かったか(5段階評価)
  • 難易度(5段階評価)
  • 楽しさ♪(5段階評価)
  • 全体評価(フリーコメント)
  • ラクルの印象は変わりましたか?(フリーコメント)
  • 今後オラクルに開いてほしいイベントは?(フリーコメント)
  • 最後に何でもどうぞ!!(フリーコメント)

アンケート回答数は、45名でした。

今日来て良かったか(5良い~1悪い)

 

f:id:mai_naga17:20181103105905p:plain

ありがたいことに、最高評価の5が一番多かったです。楽しかった・ためになった、など人によって理由はさまざまあるかと思いますが、「来て良かった!」と純粋に感じていただけるのは良いことだと思います。

難易度(5やさしい~1難しい)

 

f:id:mai_naga17:20181103110217p:plain

「やさしい」が最多、僅差で「普通」が2位となりました。今回は初めてのAutonomous選手権ということで、出場者の皆様には本当に何の制約もなくご準備いただきました。誰にとってもわかりやすい発表をしていただき、ありがとうございます。

楽しさ♪(5楽しい~1楽しくない)

f:id:mai_naga17:20181103110710p:plain

「5楽しい」が最多でよかったです!!(楽しくない。とかいなくてよかった~

全体評価(フリーコメント)

※分類は独断と偏見です。

感想系
  • オープンな雰囲気の会場なので、気張らず楽しめました。色々な会社、若い人たちの能力の高さにびっくりしました。
  • 皆さん色々と思考錯誤しているのが面白い。
  • これからもイベントに参加したいので、開催して頂きたいです!
  • 各社個性のある内容でとても面白かったです。もう少し準備期間や予算があれば、もっと突っ込んだ内容でさらに面白くなる、かもしれないですね。
  • イデア次第で比較的簡単に分析ができるといったイメージでよかったです。

意見系
  • もう少しプレゼンの時間を長くして質疑もできるようにしてほしい
  • BIよりADWHの話が聞きたかった。
  • 出展各社で協働したら、良いサービス作れますね。
  • どこまでできるのか!という触れ込みだったので、ここまでできる!というベテランのテクニックを見られると期待したのだが、ちょっと違いましたね。 一方で、みんな同じように悩むというのはわかったので、今後の勇気が湧きました。
コメント

まず、必須項目ではないフリーコメントにもたくさん書いていただき、ありがとうございました!フリーコメントの頻出キーワードとしては、「楽しい」「試せそう」「各社発表に色がある」というような順で多かったです。

確かにプレゼン時間は、自己紹介の時間も含めると15分では短かったかもしれないですね。。長すぎても良くないのかなと思っていましたが、皆様ばっちり準備してきてくださっていたので、質疑込みで30分くらいでも間延びしなさそうかもしれないとも感じました!

どこまでできるのか!については、どこまで(楽しく)できるのか!の意図だったので、イベントサイトの書き方によってハイレベルなテクニカル要素を期待されていた方には申し訳なかったです。

ラクルの印象は変わりましたか?

  • オープンな印象が強くなりました。(×3)
  • 堅い印象があったので、フランクなところもあり印象が変わりました!
  • いつも信頼しています。
  • やっぱり周辺のツール群まで簡単に統合的に利用できるのは良いなーと思いました。
  • DB以外の印象もこれから変えていくきっかけになると良いなと思います。
  • ORACLEが変わりたいと思っているのは伝わってきました
コメント

「オープンな印象が強くなりました」が3回答は、嬉しいですね。最後の「ORACLEが変わりたいと思っているのは伝わってきました。」は、見透かされている感じもまたいいですね。笑 これからも温かい目で変化を見守っていただければと思います。

今後オラクルに開いてほしいイベントは?

  • 継続してこのようなイベントを開催してください。(×5)
  • 次は、機械学習とかやりますか!
  • 分析だけではない、アプリ作成までいけるハンズオン!(×2)
  • こういうユーザ参加型のはぜひ続けてほしいです。
  • チューニング担当の方とADWHでのsql実行速度対決
  • ベテランデータサイエンティストが(実は教えたくない)超テクニックを見せる!
 コメント

このようなオープンなイベントを継続してください!が最多でした。何事も継続って難しいですよね。でも皆様から期待されてると思って(勝手に)、頑張っていきたいと思います!

「チューニング担当の方とADWHでのsql実行速度対決」は、検証結果を公開しているパートナー様もいらっしゃいますが、イベントで生実演もできるものなのですかね。ちょっとできそうか聞いてみます~!

「超テクニックを見せる」は、全体評価の難易度で、やさしいが最多だったのと表裏一体な気もしていて、やはりOracleだから超絶テクニカルな何か!を期待していただいている方々もいらっしゃるのかなと感じました。社内で協力者みつけて、検討してきます!

最後に何でもどうぞ!!

  • ありがとうございました!(×7)
  • やはり、Oracleさんのお客様はスーツが多いですね。 まずは、このあたりから色を変えていけると良いなと思いました。
  • こういう夜のセミナーに 始めて参加しましたが、昼間とは違う印象で大変面白かったです。
  • connpassだったから気軽に申し込んだのですが、営業コネクションで集めたらしきスーツの観衆が多くて、気後れしました。 でも、どんどんやってください!
コメント

確かに、スーツは多かったですね~。

f:id:mai_naga17:20181103113526p:plain

せっかく開催するということもあるので、確かに営業コネクションで参加された方もいますが、意外とconnpass経由で純粋にいらっしゃっていただいた方も多かったように思います。次はconnpassに「私服推奨!」とでも書いてみますか。

投票結果

アンケートと同時に、選手権の優勝者を決めるための投票も行いました。

結果、優勝者は株式会社フェイスポート・岡田様、準優勝は株式会社ジール・池様という結果になりました!おめでとうございます!!^^

フェイスポート様は、台風データを固定値にして、漁業や干害など自然系データのみならず、一見関係ない有効求人倍率など、ありとあらゆる要素を掛け合わせて分析した発想の意外性が高評価でした。

ジール様は、マツコの知らない世界、などマツコの発言とTwitterのメンション数の関連を分析していただきました。結果的に、マツコの影響力はそこまで高くない、、という結論でした。

イベント当日には「#AutonomousChampion」のハッシュタグをつけてTwitter投稿もしていましたので、各社の発表の雰囲気が気になる方は、検索してみてください!

まとめ

何事もまずやってみようの精神で(もはやこのブログもですが)Autonomous選手権を開催してみましたが、個人的な学びとしては大きく2つでした。

参加型イベントの可能性

実は全く毛色が違うのですが、8月にOracleのサービスを紹介するクローズドなセミナーを企画開催していました。そのときの参加者フィードバックで、ためにあったという意見もありつつ、「硬い」などの意見も多々ありました。

そこで、今回のイベントは思い切ってオラクル社員のパートは全くなくし(Autonomousの説明もなし!)、他企業の皆様に主役になっていただきました。

社員だと思いつかないような多様で柔軟な発想が多く、参加型イベントのほうが社員も知らない良さ・使い方・遊び方を発見していけるのだなと感じました。

まずやってみて改善しての繰り返し

Autonomous選手権の開催背景が、上記8月に開催したセミナーからの反省だった、ということがあるように、まず何かをやってみると周囲・参加者からフィードバックがもらえて、また考えるきっかけになると思います。

今回イベントのフィードバックからは、オープンイベントは継続開催することが重要であると改めて感じると共に、もっとテクニカル(でも楽しい)なイベントもニーズありそうだな等、次回開催に向けて想像がふくらんできました。

個人的には、マルチクラウドイベントやりたいなと思っています(協力者募集

 

以上、Autonomous選手権の来場者フィードバックでした!