Oracle Seattle拠点に行ってみた話!
突然ですが、Oracleの本社ってどこにあるかご存知でしょうか?下のデータベースの形をした建物が有名ですが、カリフォルニア州のレッドウッドシティにあります!
では、シアトルには何があるのか??
実はレッドウッドシティではなくシアトルにOracle Cloud Infrastructure(OCI)の開発拠点があるのです~!
なぜ、シアトルだって?そりゃ、クラウド開発のスペシャリストにAWSやMSから転職していただくためでしょう!でも、実際にOracle Seattleには、AWSとMS出身者で構成されていると過言でもないくらいにたくさんのエンジニアがいます。
今回は、そんなOracle Seattleに出張に行ってきたので、どんな感じだったか書いてみることにします。
自己紹介
このタイミングで?!という感じですが、せっかくなので記念すべき(?!)10本目のブログの今回で、自己紹介してみたいと思います。
私は今、日本オラクルのInnovation Alliance推進本部というところにいます。感じたままのイノベな日々という題名も、なんとなく部署名からとったものですね~。今年6月に新設されたのですが、業務内容は端的に言うと、
今までのオラクルがやらなさそうなクラウドっぽいことを何でもやってみる
ということになります。ほんとです。だから、書き口調も緩くていいし、Autonomous選手権やチャットボットを活用したカスタマーサクセスなど、さまざまなイベントを企画したりしています~!
そのため今回の出張も、クラウド最大シェアを誇るAWSパートナーの皆様と一緒に行かせていただきました!
一緒に行ってくれた方々
最初に、今回Oracle Seattleに行ってくださった方々を紹介します!(許可いただいています~
右から、
・プライム・ストラテジー株式会社 中野様
・アイレット株式会社 後藤様
の3名にお越しいただきました。(左2名はオラクル社員。左から2人目が私)本当にありがとうございます!!^^
私は皆様と個別に面識がありましたが、3名の皆様はシアトルが初対面だったんですね~。そのため、当日のセッションも緊張しすぎずに和やかにできるように、ちゃっかり前夜祭もしてます。
シアトルで何をするの?
Oracle Seattleに行って何をするの?ということですが、1日中かけてOCIのセッションを聞き続けていただきました。アジェンダはこんな感じ。
文字通りの1日中ですね。。。笑
せっかくなので、一部だけセッション内容を紹介したいと思います!
Partner Presentation
パートナー様にまず会社紹介をしていただきます。シアトルのスピーカーも会社概要を把握してから、セッションを開始することで、より実りのある時間になるんですね~。以下は、公開可能なところになります。
OCI Overview
このセッションは、AWSとMSに勤務経験のあるエンジニアがスピーカーを務めてくれました。最初に、OCIを開発した理由を説明してくれました。
オラクルもクラウドの開発に乗り出す前は、"クラウド領域は他企業とパートナーシップを組む"という選択肢もあったはずです。なのに、なぜ自社で開発を進めているのか。
彼が以下のように説明してくれました。一般的なワークロードは先行組のAWSやAzureにクラウド移行が進んでいたけれど、エンタープライズ領域は移行していない。だから、基幹システムをクラウド化にしても性能が出るしっかりとしたクラウド基盤は、Oracleが自分で作るしかなかった、とのことです。
これは、どこよりもわかりやすいOracle Cloud見積り方法基礎(3)のStorage編でも書いていますが、OCIのBlock Volumeは1GB当たりプロビションされた60IOPSが付いてくるから、スライドのように2万IOPSでAWSと比較すると、圧倒的な価格競争力がある!!ということを表していますね。このようなところからも、エンタープライズシステムを乗せてください!!という開発者の想いが伝わってくるようです。
オフィスツアー
セッション内容の紹介はこのくらいにして、、
どのようなオフィスになっているのか、を紹介したいと思います^^
オフィスの場所
今回は2箇所のオフィス内を見学することができました。
Century SquaireとRussell Investment Centerです。Russellのほうが新しく、人も最終的にはRussellのほうにどんどん移動するようです。
Century Squaire
Century Squaireの魅力は、何と言っても(個人的感想ですが)窓から見える景色じゃないでしょうか?
シアトルは12月で晴れることは珍しいようですが、滞在中はずっと晴れていました。
受付の階にはWiiも完備(写っててすみませんw)。大きなチェスもありました。螺旋階段もオシャレです。
Russell Investments Center
こちらに今後、人が移ってくるということもあり、空間も大きかったです。Century Squaire同様、こちらにもゲームコーナーがありましたが、、こちらのほうが本格的ですねw
まとめ
シアトルは初訪問でしたが、街もきれいでしたし、Oracle Seattleもやさしく対応してくれる人ばかりでした^^
ちなみに、OCIは無償で試すこともできます。
グルメ情報も書こうかな~と思いましたが、長くなってしまったので、ここら辺で終わりにします。(要望があれば、書きますw
それでは、また!
★この記事は、Oracle Cloudその2Advent Calendar 2018の12/12分として書かれています。